
「正直、動きが変わってきました」2026年の廿日市不動産市場、現場から見えるリアルな話。
オオスギ地所の大杉です。
2026年が始まりましたね。年末年始、皆さんはゆっくり過ごせましたか?
私はというと、速谷神社と厳島神社へ初詣に行きまして。手を合わせながら、ふと、この街の景色が変わってきたな…なんてことを考えていました。
私が便利屋として独立してから、そして不動産の仕事を始めてから、廿日市や大竹、佐伯区の街並みはずっと見てきました。でも、今年の空気感は、ここ数年とは明らかに違う。
「家、どうしようかな」
そう迷っているあなたに、経済新聞の難しいデータではなく、私が日々現場で肌で感じている「温度」をお伝えしたいと思います。コーヒーでも飲みながら、少しだけお付き合いください。
新築価格の「高止まり」と、買い手心理の変化。

いきなり本題から入りますが、ここ最近、お客様から一番よく聞かれるのがこれです。
「大杉さん、もうそろそろ家の値段、下がるんじゃないですか?」
正直、私もそう願いたいところなんですが…現場の感覚でお答えすると、「下がる気配は、今のところ薄い」というのが現実です。
ウッドショックと呼ばれた資材高騰の嵐は過ぎ去りましたが、人件費や物流コスト、これらがじわじわと上がったまま定着してしまった感があります。特に廿日市の平地エリア、宮内や串戸あたりの新築建売を見ても、数年前のような「えっ、この価格でいいの?」という物件は、ほとんど見かけなくなりました。
ただ、変わったのは価格だけじゃありません。
買う側の皆さんの「構え方」が変わってきたんです。
2〜3年前は、「早く買わないとなくなってしまう!」という、ある種の熱狂というか、焦りのようなものが市場にありました。でも2026年の今は、もっと静かです。
「金利も上がってきたし、本当に無理して今買うべきか?」
「新築にこだわらなくても、もっと賢い選択肢があるんじゃないか?」
そんなふうに、一度立ち止まって、じっくりと電卓を叩く方が増えている。そんな気がするんですよね。
実際、私がご案内する際も、以前より「資金計画」や「将来の修繕費」について、かなり突っ込んだ質問を受けることが多くなりました。これはとても健全で、良いことだと私は思っています。
家は、勢いだけで買うものじゃありませんからね。
廿日市/大竹の中古物件に「温かい視線」が集まっています。

新築の価格が上がると、当然ですが視線は「中古戸建て」に向きます。
ただ、最近の廿日市や大竹での動きを見ていると、単に「安いから」という理由だけで中古が選ばれているわけでもなさそうなんです。
例えば、四季が丘や阿品台、大竹の栗谷あたり。
この辺りの団地は、昭和の時代にしっかりと区画整理されていて、土地が広くて日当たりが良い場所が多いんですよね。新築で同じ条件の土地を探そうと思っても、今はなかなか出てこない。
「建物は古くても、骨組みがしっかりしていれば、リノベーションで自分好みにできる」
そんなふうに、中古住宅を「素材」として見る賢い方が増えてきました。これ、すごく良い傾向だなと私は思います。
ただ、選択肢が増えると迷いも生じますよね。「やっぱり新築の安心感がいいのか」「いや、マンションの方が楽か」「憧れの平屋も捨てがたい…」と。
もし今、そんな迷路に入り込んでしまっているなら、以前私が書いたこちらの記事を一度読んでみてください。頭の中が少し整理されるかもしれません。
「マンションか、戸建てか、憧れの平屋か」廿日市の中古物件探しで迷子になっている方へ贈る、選び方のヒント
売る側から見ると? 2026年の「相続」と「在庫」の話。

さて、視点を少し変えて、「売る側」の話もしましょう。
2026年、廿日市・大竹エリアで私が気になっているのが「相続物件の増加」です。
佐伯区の奥の方や、大竹の古くからの住宅街で、「実家が空き家になったまま、どうしていいか分からない」という相談が、肌感覚として増えています。
買う側の動きが慎重になっている今、ボロボロのままで「そのうち売れるだろう」と放置していると、正直、厳しいのが現実です。
でも逆に言えば、「適正な価格」で「誠実に」出せば、ちゃんと探している人に届く時代でもあります。先ほどお話しした通り、中古を探している人は増えていますから。
「うちの実家、いくらくらいなんだろう?」
「とりあえず査定だけでも…でも、営業されるのは嫌だな」
そう思って二の足を踏んでいる方は、まず不動産査定の「仕組み」だけでも知っておいてください。敵(?)を知れば、怖くありませんから。
不動産査定は誰でもしてもらえる?廿日市市で無料査定を受ける前に知っておきたい基礎知識
焦って売る必要はありませんが、「価値を知らないまま放置する」のが一番のリスクです。これだけは、地元の不動産屋としてお伝えしておきたいですね。
まとめ:2026年、焦らず「呼吸の合う家」を探しましょう。

いろいろとお話ししましたが、結局のところ私が言いたいのは、
「2026年は、焦らなくていい年」だということです。
数年前のような「早い者勝ち」の狂騒は落ち着きました。
価格は安くないかもしれませんが、その分、じっくりと吟味して、納得してからハンコを押せる環境にはなっています。
- 新築が高いなら、良質な中古を見てみる。
- 売り出し物件が増えているなら、比較検討してみる。
- ローンが不安なら、まずは銀行ではなく私たちに相談してみる。
そんなふうに、ひとつひとつ「確認」しながら進めば大丈夫です。
最後に。オオスギ地所ができること。
私たちオオスギ地所は、廿日市・大竹・佐伯区というこのエリアで、便利屋時代からずっと皆さんの暮らしを見てきました。
だからこそ、「売れれば何でもいい」なんて仕事はできません。
そんなことをしたら、地元のスーパーで買い物できなくなっちゃいますからね(笑)。
「まだ買うかどうかも決めてないんだけど…」
「実家のこと、誰に聞けばいいか分からなくて…」
そんな段階で構いません。
事務所にお茶でも飲みに来る感覚で、ふらっと声をかけてください。
あなたの家族にとって、今年が「良い変化」の年になるよう、私が持っている知識と経験を全部使ってお手伝いします。
2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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